大阪 一点突破カウンセリングCBTの舩曳です。
時々尋ねられるのですが、CBTはConcentrate Break Throu(一点突破)の略です。
認知行動療法(Cognitive Behavior Therapy)の略ではありません(^^ゞ
ポジティブ、ネガティブという言葉がありますが、今回は少し突っ込んだ話をしたいと思います。
これは私のセミナーのワークでも実施していることなんですが、
「分からない」
という言葉を言葉に出さなくても、頭の中でぐるぐる回しているだけで、人の理解力は驚くほど落ちます。
その反対に本当はよく分かっていなくても、
「分かる」
と頭の中で繰り返して言っているだけで、理解力は向上します。
これは潜在意識の活用方法の一つなのですが、「分からない」と口に出す、あるいは脳内で考えるだけでも、脳はいわゆるシャットダウンモードになり、それ以上理解しない脳みそになってしまうからです。
なので一番強力に理解力を落とすためには、「分からない」と口に出すこと。
これが仕事や対人関係で残念な結果を出す方の特徴です。
「分からない」はそれ以上知ることや考えることを放棄することに他なりません。
では、どうしたらいいか?
1.「もっと情報を与えられれば、理解出来ると信じる」
「分からない」のは情報が足りないからであると理解し、「それどういうことですか?もっと教えてもらえますか?」と、足らずを埋めるような発想をする。人により、腑に落ちる言葉は異なるが、基本的には「分からない」で途切れさせない、「じゃあもっと教えてもらえたら理解出来る」と信じることが一つの解決方法になります。
2.シンプルに「分かる」と頭の中で言いながら繰り返す。
・人は同時に複数のことを考えることは苦手
であることを利用して、「分かる」と頭の中で繰り返しながら聞けばいいです。それでも分からない場合は、1も合わせて使い、「もっと教えて下さい」と尋ねる。
これまで多く人材教育の場面を見てきましたが、どの教育も初期段階、つまり基本的なところで躓いていることが多いです。
「分からない」と部下に言わせたらダメなのは分かっているけど、なぜなのか分からない。
そんな時に最初の研修で「分からない」と言うことの残念さを伝えていただけたらと思います。
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