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案外伝わって居ない右腕幹部への経営者の親心

シェアマップマイスター舩曳です。

以前からもちょこちょこ、ご相談はあったのですが、最近経営者からの相談で、強いメンタルを持つというテーマのご相談をいただくため、少しずつそちらに内容をシフトしています。

こんな時代なので、言ったつもりでも伝わっていないことで、会社やあなたの右腕幹部が辞めるというお悩みをお聞きします。

もちろん伝わることが一番大事なんですが、伝わるかどうかが相手次第というのがしんどいところだともよく聞きます。

察しがいい右腕だと理想的ですが、そうでなくても相性がよく、会社から手放したくない人材も居ると思いますので、今日はその当たりの深掘りをしてみたいと思います。

■経営者の悩み

あなたの意向を組んで、やりやすい仕組みづくりをしてくれたり、具体的な行動を部下に伝えてくれる存在のことをここでは「右腕幹部」と呼ぶことにします。

会社の右腕、あなたの右腕、どちらでもOKです。

右腕が辞めることの問題は、コスト面と情緒面、両面の側面があると思います。

コスト面:「また1から教えないといけないのか・・・」

情緒面:一種の見捨てられ不安感。感じた上で抑えているのはありだが、感じていないは、問題。理想は正しい意味づけを行うこと。
➾正しい意味づけがどういうものかは人により異なる。少なくとも無視ではなく、強がりでもなく、前向きに受け止められる意味を、付けること。

■原因

では右腕が去ることの原因を少し深掘りしてみましょう。

大きな原因は、

「経営者から右腕への意思伝達や、優先順位、概念を行動に置き換えたときの微妙なニュアンスの違い」

ここに尽きます。最初にも伝えた、

「言ったつもりが相手に伝わっていない」

「どういう行動をして欲しいのかが相手が分かっていない」

「共通言語が成り立っていない」

こういったことが考えられます。

どういうことで起こりやすいかというと、

・商品ありきのプロダクトアウトか、顧客ありきのマーケットイン(今の時代、前者は少ないと思いますが、二代目などの場合は前者から思考を膨らませる必要があります)

・想定ターゲット、いわゆるペルソナが完全一致していない。

・そのターゲットの持つ痛み、すなわち6つの「不」が何かが共有されていない。

・共通言語としての数値

■共通言語としての数値化

これは少し掘り下げてみましょう。
例えば
① 集客数

コンバージョンからの流入%。当然広告単価の計算方法が一致していること。基準(いくらまでなら許容範囲か)が一致していること。

② 成約率

黒字化分岐点。トークの掘り下げ。今回は割愛。

③ LTV(Life Time Value;生涯価値)

本来は一生の間に1人の顧客がいくら使ってくれるかの意味。基本はリピート率のこと。リピートを起こす仕組み。クロスセル、アップセルやJVのやり方など。

もちろんBtoBの場合は、多少の表現は変わって来るでしょうが、基本は同じです。
上記が右腕幹部と言語や文字、数字として共有化されていたかどうか、ここを改善しない限り、あなたは右腕幹部に依存していたため、熟年離婚のように、見捨てられ感を覚える、右腕幹部の離脱が起こっていると考えられます。更に言うと毎週これらの数字をチェックし、比較するように共有化出来ていたかも重要なテーマです。

■対処法

一般的には、計測しやすい行動に落とし込むこと、それを言語化、文字化すること。
業務の繋がりを可能な限り示すこと(右腕幹部が部下に言ったことを経営者がひっくり返して右腕幹部をないがしろにしないこと)、共感すること。
そして最後に共有することです。

これらがどこか一箇所でも滞りがあると、右腕幹部が会社から去ってしまうことになってしまうでしょう。もし今まさにこういう状況が起こっている経営者の方は、上記振り返りを行って下さい。

そのためには、あなた自身がこれらを言語化、文字化出来る方がスムーズに伝わります。

まずはシェアマップ代行サービスを受け、それを元に右腕幹部と話し合いを持たれることをオススメします。
必要に応じてサポートも行っています。

➾ シェアマップ代行サービスについてはコチラから

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