特に意識していないのでしょうが、
人間はどうしても、
あることに慣れると、
もっと、もっとと上を願ってしまう
生き物ののようです。
先日こんな風にご相談を受けました。
「自分としては、家族のこと、
特に介護が必要な親や、
子どもの熱や怪我などのときに、
すぐに休ませてもらえる職場がいいんです」と。
そういう基準で選んだ職場だそうなんですが、
最近では不満を感じるとのこと。
「職場に対人関係で自分を攻撃してくる人が居る。
(事実かどうかは分からない。思い込みの可能性もあり)
職場が居心地が悪いので転職すべきでしょう?」と。
正直な話しをすると、
・給料もいい
・対人関係もいい
・融通が効く
・将来性も高い
・自宅から近い
など全ての条件が満点のところというのは
(特に雇用されるのであれば)存在しません。
むしろそういうところは条件がいいので、
一般的には空きが出にくいですし、
出てもすぐに埋まります。
となるといくつかは捨てないといけない訳です。
それが個人的には「多くて3つまで」と思っています。
今回の例でいうと、
・融通が効く(家族のために休んだり早退しやすい)
・家から近い
・将来性(福祉の業界、複数のパートで回しているので多少の欠員は許容されるような少数精鋭ではなく、物量作戦をする経営者はある意味センスがあると思います)
ということを優先して選んだのであれば、
・収入面
・対人関係
はある意味諦めないといけないということです。
余談ですが収入面がいいということは、
フルコミッションなり、出来高制であることが多いです。
であるなら、営業成績を比べられるので、
絶対ノルマ等の関係で対人関係はギスギスしやすくなります。
それがなくても対人関係は複数の人の思惑が関係するので、
あまり多くを望むのはストレスの元だと思っています。
仕事における対人関係に関しては、
「あくまでお金をもらう場所だから」と
割り切るくらいの距離感や覚悟がある方が
ストレスは少ないように感じています。
元に戻りますが、
人は多くて3つまでのことしか同時には
出来ないように感じています(人によって多少の個人差はあると思いますが)
多くは望まず、
「自分にとって優先順位が高い条件とは何か」
転職する際にはここを意識して
活動してみて下さいね。
臨床心理士の舩曳@大阪
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