自己実現セラピーCBT 臨床心理士の舩曳です。
自己実現という言葉には、心を強くするというイメージがついているらしく、よく「心を強くするにはどうしたらいいか」をご相談受けます。
今回は、自己実現に到るために、心を強くする方法について、お伝えしようと思います。
心が強いとは
いわゆる定義ですね。心は目に見えないので、強いまたは弱いの判断はつけにくく、また心が強い人でも、大事な家族が亡くなったときは弱くなることもあったりと、測定や定義が非常に難しいと考えます。
そのため、ここは少し視点を変えて、
【心が強く見える状態とは】
という方向から心の強さをアプローチしてみましょう。
心が強い人と見られるためには
あなたはどんな人を見たときに、「この人は心が強い人だな」と感じるでしょうか?
また、あなた自身が「心が強くなったな」と実感するときは、どんな時でしょうか?
私が考える心が強く見える人は、
【自分がすべきことが分かっている】
【周りの環境に依らず、すべきことを粛々淡々とし続ける】
ことであると考えます。
おそらく、あなたのイメージする「心が強い人」もこういった特徴を備えているのではないでしょうか?
つまり、自分のすべきことが行動レベルで明確になっており、嬉しかろうが、悲しかろうが、粛々淡々とバットを振り続けることこそが、心が強くある人であると言えるのです。
まとめ
心を鍛える、心を強くするためには、まずは自分のすべきことを、行動レベルで明らかにしましょう。
「金持ちになる」「好きな時に休みが取れる」「人間関係で、好きな人とだけ交流したらいい」という、ふわっとした人生の目標を持っているとしたら、そこに到るためにどんな行動をすることが必要かということを、考え抜くことが必要です。
金持ちになるということであれば、レバレッジの考え方は必要ですし、ビジネスオーナーになるのか、投資家になるのか、自分のスタイルに合ったものを見つけることが必要です。
また一時的に損をしたとしても、辞めることは出来ないので、その損から絞り出してでも経験値を得る必要があります。
事前に準備が足りなかったとしたら、そのことを認めることも、心を強くするためには必要です。
そういった行動の日々の積み重ねが心を強くします。
本当に心が強い人とは、自分のすべきこと(使命、あるいは自己実現)が行動レベルで明確で、環境や一時的な気分に流されないことが出来る人であると言えます。
自分の自己実現に必要なことを考えることが一人ではしんどい場合には伴走しますので、いつでもご相談下さい。
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