臨床心理士の舩曳@大阪です。全国スカイプ対応実施中です。
昨日のブログはインパクト強かったようです。そういう経験もしている専門家なんだなと言うことでご理解いただけると幸いです。
起業という選択肢をありとするかなしとするか
実際発達障害児者の方の支援に携わっていると、業種、ジャンルは多々ありますが、「私も起業したいです」とおっしゃる方が一定数居られます。
私の方から「この方なら外注さんも含めて、上手にサポートを使ったらやっていけるのではないか」と感じて、ご提案させてもらうこともあります。
インターネットを使ったビジネスなど、法則性があり、再現性もあり、コツコツすることが苦にならない(コミュニケーションを取りながら働くよりまし)と思われる方の中には「起業」という選択肢を考える方が少なくありません。
最初は副業レベルからでいいかと思うのですが、発達障害の方がお金を稼ぐ手段として、起業したり、個人事業主になることは決してない話しではないと思っています。
何から始めるべきか
そういう方には基本的なマーケティングの部分をまずお伝えします。
すなわち、
1.ターゲット
2.ポジション
3.サービス
の3点です。生き方楽塾ではもっと突っ込んだところまでお話していますが、マーケティングの基本原則は押さえてもらいます。その上であなただけのビジネスモデルを検討してもらうのです。
慣れるまでは難しいこともあるので、最初は色々と個別にヒアリングシートを作成しているので、そちらに記入してもらいながら、それでも足りないところは一緒に考えて行きます。
明確なビジネスモデルを作る
少し先の話になるかもしれませんが、「起業」となると先行投資が必要だったり、リスクがあったりします。これを最小限にする方法についても、生き方楽塾でお伝えしています。
明確なビジネスモデルとは上記の「ターゲット」「ポジション」「サービス」が明確であることです。
ここが明確だとお客さんもあなたを選びやすくなります。
つまり、あなたがどんな人なのか、もっと分かりやすく言うと、「何屋さんなのか」が明確になることで、仕事を頼む人はあなたに頼みやすくなりますし、ある意味ご紹介されやすくなります。
さらに言うと、自分が何屋さんなのかが明確になることで、本来受けるべき仕事とそうではない仕事の区別がつくようになりますし (往々にして稼げてないときにいろんな仕事を引き受け過ぎて身動きが取れなくなる)、価格設定や納期など、この自分が何屋さんだからという一種のポジションによって明確になってきます。
例えば私の場合は発達障害児者のカウンセラーですが、どちらかというとブログ繋がりでは、その方の周りの家族や、中小企業の社長や管理職くらいまでを想定しています。発達障害児者の方と関わる必要があり、ニーズがある方ですね。
そのためそれに合わせた価格設定もしていますし、受けるべき仕事と受けない仕事が明確です。
一部人間関係があるため、ややジャンルを越えてでもお引き受けする場合もありますが、その場合でも自分が出来ることと出来ないことは明確にして伝えています(相手がどう受け取っているかは別(笑))
自分軸を定める
ここまでお読みいただいてお気づきかも知れませんが、大事なことは「自分が何屋さんか?」ということだけではなく、 「自分は何者なのか?」という【自分軸】ということです。
つまり、迷ったとき、困ったときに立ち返るあなたの原点、ビジネスならあなたのビジネスの原点となる指標、それが【自分軸】だと想います。
もっと詳しく書くと 「自分の存在は何のためなのか?」「自分のビジネスは誰に対して何のために存在するのか?」を考えておくことで(そのときは答えが出ないとしても)、困ったときによって立つ指標、自分軸になります。
いざというときに迷わないために、またいざというとき振り回されないために、自分だけの【自分軸】定まるようにしておきたいものですね。
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