臨床心理士の舩曳@大阪です。
※)昨日の記事が一部消えていたようで大変失礼いたしました。修正済みです。
心理学という業界に関わっていると、多くのスキルを学ぶ機会に恵まれます。
治療的アプローチから、スキルトレーニングや、営業支援まで(笑)
全てにおいては、自分や相手の心理が関わってくるからです。
そしてスキルや経験値が増えれば増えてくるほど大事にしていることがあります。
それは・・・
相手を理解しようとすること。
前回書かせてもらったように広汎性発達障がい(PDD)や自閉症スペクトラム(ASD)の方の支援では特に、ご本人や支援者の考え方や価値観、果てはその方のあり方にまで思考を伸ばします。
最終的にはご本人に課題解決する力があるので、それを引き出すためですが、結構コーチングとかコンサルとかご自身の価値観を押し付けてしまう方が多いように感じます。
くれぐれも誤解がないようにお願いしたいのですが、正しい知識を支援者が持っていて、支援を受ける側が持っていない場合、「知識の伝達」や「それを実施する意味を教える」ことはとても大事ですが、過程をすっ飛ばして、「こうしたほうがいいですよ」と言うと人は心理的リアクタンスで、天邪鬼な気持ちが芽生えます。
神田昌典さんも「成功者の告白」でp.213でおっしゃっておられるように、全てのベースには母性があるべきだと私も考えます。
広汎性発達障がい(PDD)や自閉症スペクトラム(ASD)の方が職場でお悩みの方の多くはこのことを理解していないので、「自分が正しいことを相手に押し付けてしまう」ことによるトラブルが多いです。
世の中の正しい仕組みを理解して、少しでも楽に生きてもらえたらと思います。
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