大阪一点突破カウンセリングCBT臨床心理士の舩曳です。
今回は焦りとの付き合い方について書いてみたいと想います。
自分の心は未知のもので扱うのは
とてもエネルギーを必要とします。
そして向き合うことによってしか、
得られないこともあるため、
一見すると付き合いにくいものです。
例えば、
多くの人や事業の成長は
大体の場合において、
挫折の後にやってきます。
同じように焦る状態、
すなわち、心が揺さぶられることは
成長への種を含んでいることが
非常に多いのです。
今回はご相談を受ける中でよく聴く
「焦るんです」という気持ちについて
一緒に考えてみたいと想います。
まず「焦る」場面について考えてみましょう。
「焦る」とは何かとの比較によって生じます。
何かとは、
他人だけではなく過去の自分も含まれます。
「昔はうまく行っていたのに」
「あいつ以上に努力しているのに、
なんでこんな結果なの?」
嘆きたいことってたくさんありますよね?
私はよくあります(笑)
そんなときいつもこのように処理、
すなわち気持ちと向き合っています。
1.気付く
まず自分が焦っているということに気付きます。
そしてそれが誰かとの比較によって
生じていることにも気づく。
全てに置いてそこからがスタートです。
普段と違う自分に気付きましょう。
2.分析する
何が自分を苦しめているのかを分析します。
既に述べたように
比較によって生じていることが多いので、
「自分は何と(誰と)比べてショックを
受けているのか」を掘り下げていきます。
3.検証する
次にそれは妥当な分析なのか、
何かと比較をして、
落ち込むことが適当であるのかを検証します。
例えばお金を騙し取られた。
なんとかしたいことはあると思います。
そこで焦ることの他に出来ることはないか考える、
それ以外の方法はないものかを
考えていきます。
4.認める
誰かと比べて負けてるなら認めましょう。
認めなくてもいいですが、
現在地を知らないと
あなたの目的地にはたどり着けません。
認めるとは現在地を知るということです。
5.改善する
誰かとの比較で今負けているのは
あなたが遅れてスタートしたからなのかも知れません。
であるならスピードアップのための方法を
一緒に考えましょう。
過去の自分との比較であるならば、
過去には自然に出来ていたものなのだから
またチャンスが来たら出来るようになります。
焦りやどこからともなく湧き出る不安は
無意識のものです。
そこに気付いたり、答えを引き出したりのように
影響を与えるのは、
適切な質問
(質問することによって潜在意識に投げかけること)
だけです。
もし自分の中に焦りを感じたとき、
上記全てをするのが1番ですが、
どれか一つでも使ってみると早く解決するかと思います。
あなたは焦りをそのままにしておきますか?
それともあなたを助ける資源としますか?
せっかくなので、
今後のあなたの資源としてもらえたらと思います。
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