臨床心理士の舩曳@大阪です。全国電話&スカイプ相談対応中です。
発達障害の方以外にも多くの方にカウンセリングさせてもらっていますが、問題や課題が起こった時にその方の能力や性格なども大きく影響しますが、今回はカウンセリングにおける、悩み解決の軸ということについてお話させていただきたいと思います。
問題と取られるか課題と捉えるか
似たような言葉の意味なんで、どちらでもいいといえばいいのですが、私自身
問題:巻き込まれた困った事態
課題:あなたが成長することで克服出来る糧
という捉え方をしています。
そのときに突発的に起こったことが、問題なのか課題なのかは誰がどう定義してもいいのです。
であるなら、私はほとんどのことは「自分で解決することが出来るもの」と考えたいので、
まずは課題としてそのことと向き合う姿勢
が大事ではないかと考えます。
自分の範囲のことだけ頑張る
これは理屈では分かっても感情では受け入れることが難しいという方も居られます。
つまり自分の頑張るべき範囲を明確にし、その中でだけ頑張ったり、責任を感じたりするということです。
例えば会社で営業成績で叱られたとします。
もし営業で全くアポも取らず、うまく行っている方の方法を盗もうとも行動していなかったら、それはあなたの責任です。
しかし、これらの努力をしていも、先方の会社はもっと安い条件のところと契約したり、あなたに無理難題を押し付けてくることもあるかもしれません。
それは自分の責任の範囲外と割り切る=過剰に自分を責めない
方がいいです。もちろん訳の分からん上司に言われたとしても、気にする必要はありませんし、言える上司であれば、「自分の出来る範囲では最大限やったので、次に活かします」と伝えれば、全く落ち込む必要はありません。
思い悩むことが無駄とは思いませんが、こだわりでもない限り、自分がコントロール出来ないところで思い悩むのは本当にもったいないことだと思います。
まずはあなたが悩むべきことなのかどうか(問題なのか課題なのか)を見極め、その上でご自身の範囲外のことにまで思い悩まないようにしましょう。
悩みの仕分けについては直接ご相談下さい。
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