今日は発達障害をお持ちの方向けにお話ししようと思います。
ただカウンセリング一般のことも含まれるので、
それ以外の方でも読むと気付きがあるかもしれません。
よく発達障害お持ちの方から、
数年、数十年分の恨みを聴くことがあります。
そのこと自体はダメとは思っていないのですが、
そのことに囚われていると、
おそらくしんどいのだろうなと思いながら、
お話をお伺いしています。
一定お話を聴いてから、
その後ですがいつもお伝えしていることを
今回はお伝えしようと思います。
今ここで
自分がセミナーをするのもあって、
時々他の先生のセミナーに潜り込ませてもらうことがあります(笑)
その際に聞いたのが分かりやすかったので、
それをシェアしますと、
「(嫌な父から逃げるために)アメリカに留学したが、
そこの担当教授にこう言われた。
◯◯(名前)は、こんなアメリカにまでお父さんを連れてきているね」
こう言われたそうです。
「いや、父と離れるためにここに来たんですけど・・・」
と彼は正直最初はそう思ったと言います。
でも彼の行動原理には「父」が影響していて、
その嫌な父から離れるために、
今でも口癖は、
「あの父のことが嫌いでアメリカまで来ました」
だったそうです。
カウンセリングでは、
【今ここで】
をとても大事にします。
過去に虐待や、ひどいいじめ、などあったとしても、
焦点を当てるのは、
「今ここで」の気持ち
なのです。
上記の先生はその教授の言葉にハッと気付き、
人間として一皮も二皮も剥けたと言います。
では心理学で言う、
「今ここで」
というのはどういうものかをもう少し説明してみましょう。
何は変えられて何は変えられないのか
究極これです。
過去と他人は変えられないが、
未来と自分は変えられる。
過去や他人のしたことが許せないのは
たくさんお話を聴かせていただくので、
分かります。
そこの否定はしません。
ただ、理屈だけでも、
「あぁ、過去は変わらないのか。じゃあ今は何を考えるのが建設的かな」
そんな風に考え方を変えるだけでも
色々な気付きがあります。
今ここで、変えられることにあなたも
目を向けてみませんか?
そして今の言葉に出来ない思いは
言葉にしつつ、
今自分が出来る最善を
一緒に見つけませんか?
普段のカウンセリングでは
こういったことをしています。
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臨床心理士の舩曳@大阪
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