臨床心理士の舩曳@大阪です。
自分の職場の近くには美味しいラーメン屋さんがあるんですが、先日大将に美味しく作れるコツを聞いてみました。
素材へのこだわりから、調理手順等聞いたのですが、「あ、これはカウンセリングで伝えていることと同じだな」と思うことがありました。
それは・・・
「事前の仕込み(準備)」
です。
当たり前ですが、美味しい料理の99%は仕入れや提供までの時間がスムーズになるよう、事前に準備をしておくことだと言います。
発達障害の方に限らず、うまく行かない人のほとんどが
【準備不足】
です。
つまり、相手に伝えようと思うことをメモなりにまとめておいたり、自分なりのマニュアルや、想定問答集を作ったりと、事前に出来る準備を色々としている方は、ある程度は困ったことになっても想定範囲内なので、ブレの軌道修正がとても楽です。
準備とは、伝えた場合の相手の反応であったり、自分のタスクをどれだけルーチンワーク化しているかということです。
臨機応変って人間らしいところだとは思うのですが、人によってはこれが出来るかどうかによって、相手からの評価が大きく変わる一因だと感じます。
もし今あなたがうまく行っていないと感じるのであれば、それはことが起こったその瞬間に問題があるのではなく、事前準備の不足かもしれません。
事に臨む前に、一度出来ること(タスク)の振り返りをしっかりしてみましょう。
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