シェアマップマイスター舩曳です。
右腕が辞めると辛いですよね。でも一方、右腕幹部がさらにやる気になるコツも今回は伝えていきたいと思います。
まずは経営者であるあなたの頭の中にある想いや経営理念、思考、サービス、こんなお客さんに対して、というものが
「スムーズに共有化出来ると効率的」
ということは同意いただけると思います。
そしてついでに
「優先順位を共有化しよう」
「ついでに視える化しよう」
ということも出てくると、そこでシェアマップはあなたの思考共有に非常に役立ちます。
というのも一度喋っただけで、経営者のあなたの思考の全てが伝わっているわけではないからです。
■例)新規事業を立ち上げる
例えば新規事業を立ち上げるとき、経営者であるあなたが考えていることがあるとします。
そしてそれを思いつくままに言葉にして伝えたとしても、大体の場合は伝わっていません。
なぜなら、そもそもフレームワーク、全体像から出てきたあなたの発言の意図や想いが、右腕幹部にとってはフレームワークなしのものだからです。
ですので、最初はシェアマップを通して、思考を共有し、さらに
「思考を広げる作業」
を一緒にしていきましょう。くどいですが、この時点では、経営者の思考も、右腕幹部の思考も止めないことが優先なので、いくら荒唐無稽なことでも止める必要はありません。
・ターゲット(ブレないペルソナ)
・ターゲットの抱える6つの不の共有化
・手間をかけるよりお金で効率的に解決したい内容か
・ターゲットがイメージしやすいキャッチフレーズ
まず最初に考えることはこういうことだと思いますので、まずは上記を右腕幹部と共有化していきましょう。
最初のころから一緒にやっていると、右腕幹部は辞職なんて考えもしないですし、やり甲斐を感じるように育成出来ます。
キャッチフレーズ作成は、恋人同士の会話のように盛り上がるシェアマップ作成時の面白いポイントです。
■新規事業立ち上げのフロー共有
新規事業を立ち上げるとなった際、上記では広げる作業をしました。自由に思考を広げて行くことで、たくさんの種を集める段階だからです。
①深める
そして次の段階は、思考を深める、すなわち「掘る」段階です。
掘るとは、「不要なものを削り落とす、後回しにする」段階のこと。
無駄なことは最初はしなくて結構です。あるといいものはあとからで十分間に合います。
ここで優先順位が明らかになってくるので、これも右腕幹部とシェアマップを作りながら、優先順位を共有しておくことが望ましいです。
というのも右腕幹部の自己肯定感、引いては、経営者であるあなたが右腕幹部に辞められると自己肯定感下がりますので、会社にとって重要な二人の自己肯定感に大きく響いて来るからです。
②プロトモデル作成
最小コストによる、テストローンチをします。
この段階では、キャッチフレーズはパワーポイントやカンタンな手書きのイラストなんかで十分です。
それで集客をしてみましょう。
その際、このテストローンチすらテストと意識しましょう。
例えばここで「お金を支払ってテスト企業を募集した」とします。そうすると、今後もお金を受け取る企業の集め方は分かっても、リアルサービスのターゲットになるのか、怪しくなってきます。
お金を使わない、既に自社の持っている魅力的かつ、回収が終わったサービスなどがここではオファーになりやすいです。
集客もアドワーズなどの広告が良いのか、フェイスブック広告か、あるいはSNS集客なのかを考えて行く必要があります。
今はSNS集客に比重が寄っているように感じるので、その感覚も視覚化しながら、右腕幹部と共有しましょう。
特に今は「タグる」という言葉があるように、「#(ハッシュタグ)」で検索する手法が主流になりつつあることも知っておくとよいです。
③サービス提供開始
いくらで売るのかや、テストなのでテスト期間の終わりは顧客に明示しておいた方がいいでしょう。
どのサービスや商品でもゴールは
最低:お客様の声集め
最高:別の見込み客の紹介をもらう
です。
最適価格もABテストするとよいです。売上に対するリターンが基本的な考え方ですが、見えないコストとして人件費を入れたものや入れないものと、両方の数値を出しておくと良いと思われます。
④次のステップへ
サービス提供完了しても終わりではありません。上記したように最低~最高の間で次のリストを0円で手に入れたり、プレゼンに適した動画や資料を作成していきましょう。
アンケートは可能なら、企業名や手書きの感想などをもらうとインパクトあります。
アンケート協力は体験上、特別なプレゼントがなくても、サービスを受けた完了後直後はテンション高く書いてもらえるので、そのタイミングの共有も右腕幹部としておいて下さい。
余談ですが、アンケートも良かった点と改善点と分けて記入してもらうと、「良かった点だけ」を抽出して使うことも可能なので、オススメです。
⑤課題分析
次のステップに進むため、あるいはこの最初のサービス提供のために課題分析という振り返りは右腕幹部としておきましょう。
撤退判断の基準(数字)もこの段階で共有化、特に視覚共有しておくと、次のプロジェクトから右腕幹部からの報告を受けるだけで、済むようになるのでコストダウンに繋がります。
■次の展開
よくやるのが
・最初のリストへの再アプローチ→クロスセルやアップセル
・上記テスト結果に基づいた新規顧客獲得のための動き:広告やSNSなど効率の良かった方を利用する
・数値化、言語化、文字化:最初からやってることを再度まとめでやります。共通言語を右腕幹部と共有しておくことで、以降の新メンバーにも共有されるため、経営者のコストが減ります。
こういうことをやっていくと右腕幹部は金銭以上の報酬を受け取っていると感じ、辞職する率はかなり減ります。
今日のプレゼント企画として、今日この記事を作ったシェアマップを希望者にプレゼントします。
共有化することで、文字化することや伝えることがどれだけカンタンになるのか、また大まかな考えを伝える際に、シェアマップを試しに使ってみたいと思う方には是非見ておいて確認しておくことをオススメします。
右腕幹部が辞めるとき、大体が経営者との意思疎通に齟齬を感じていたり、経営者であるあなたが言ったつもりのことが右腕に伝わって居ないことがあります。シェアマップを使い、相手との共有化や共通言語を増やすことを意識して、是非会社を大きくしていって下さい!
公式LINEに「やり甲斐」と書いて送って下さい。
#経営 #経営者 #右腕 #幹部 #辞職 #やり甲斐 #行動目標 #キャッチフレーズ