大阪一点突破カウンセリングCBTの舩曳です。
交流会に参加すると、一時は身を潜めていたネットワークビジネスの方と、最近は最低でも1人以上とお会いさせていただきます。
マーケティングの基礎としてMLM(マルチレベルマーケティング)とネズミ講の違いはよく理解出来るのですが、本当に久々にちゃんとしたネズミ講を聞いて来ました。思わず、「ちゃんとしたネズミ講を久々に聞きました。新鮮です!」と言ってしまいました(笑)個人的に気に入っている方なので、ビジネスはビジネスとして、友人は友人としてかかわらせていただきたいと思っています。
さて、その中で話題に挙がったことなのですが、お金があれば殆どのことが解決すると言われています。
ほとんどの悩みはお金があれば解決すると言いますが、本当でしょうか?
お金があればほとんどの悩みは本当に解決するのか?
言わずと知れたスーパーマーケターである神田昌典さんは「非常識な成功法則」
の中でこのように言っています。
「基本的に幸せな金持ちがたどる道筋は、左下から右上に至るように見える。つまり、お金が満たされたら、心も豊かになる(=幸せになる)と思っている人が多い。しかし、実際は一足飛びにそうなることはなく、まずはお金を豊かにして、それから心の豊かさを手に入れるんだ」
と。
カウンセラーとして、心理の専門家として、共感するところでもあり、是非みなさんにも押さえていてもらいたいところです(既にお金を手に入れ、金銭的豊かになっている人も、両方ともこれから手に入れる人も)。
というのも、
・どのくらいのお金を手に入れたら満足するのか?
・利益は何に(再投資含む)使うのか?
・儲けた分、逆恨みされた時の心の保ち方
基本的に金銭的に豊かになって何がしたかったのかが定まっていないと、金銭的に豊かになっても、心はいつまでも落ち着きません。
稼げば稼いだ分だけ怪しい投資話も舞い込んで来ますし、安定に回すのか、成長に回すのか、次々と考えることが出てきます。
これまでにご相談いただいた経営者の方からは、「自分のために安心してお金を使うことが出来ない」とまでおっしゃっておられました。
では、心が豊かとはどういう意味でしょうか?
心が豊かとは?
成功する会社とうまく行かない会社の違いとも言えるのですが、「相手の本当のニーズに心を配る余裕があること」だと思います。
上司に叱られるから、売上を上げないとボーナスの査定に響くから、これを売りつけないと生きていけないから、そんなビジネスをしていると、関わる人はみんな不幸になります。
急ぐことには意味がありますが、焦っても何もいいことはありません。
少し横道に逸れますが、もしあなたの仕事が営業であったり、販売であったり、マーケティングであったり、「売る」ということが関わっているなら、是非押さえておいて欲しい心理学の知識があります。
・人は自分の口から言った欲しいという言葉に反応して買っている
ということです。
それほど欲しいものでなくても、自分の口で言ったから欲しくなって買っている、そんなご経験ありませんか?
最初はそれほど欲しいと思っていなかった時計が、「あれいいよな」「欲しい」「買っていいか?」と奥様に尋ねた旦那さんが居られるのではないでしょうか?
人は自分の口で説得されるのです。
余談から戻ります。心が豊かとは、相手から(お金や時間、大事なものを)奪うのではなく、与えることだと思います。
それも「自分だけがいいと思っているもの」ではなく、「双方共にいいと思えるものを」です。
先ほど、「急ぐことには意味がありますが、焦っても何もいいことはありません」と言いました。
あなたが知っているのはあなたがその商品やサービスの良さを知っているからです。
それは相手の方にも役立つものかもしれませんが、まずは相手の大事に思っていることや困っていることに耳を傾けましょう。
そうすることで、同じ温度でその商品やサービスを相手に知ってもらうことが出来るはずです。そうしたら相手にも気持ちよく聞いてもらえるはずなのです。
相手を巻き込むとは?
大富豪の起業術(マイケル・マスターソン著)では「ステージ1(創業期のこと)における最優先事項は販売だが、それと同時に会社にとっての最大の関心事は顧客を喜ばせることだ(p.177)」と述べている。
最初のステージの課題でもあり、金銭的に豊かになった後も大事にすることが「相手のことを思いやる余裕」というのも興味深い。
是非あなたは相手の立場に立って、どう巻き込んでもらいたいのか一度振り返ることがあなたのビジネスを大きくしたり、最初に始めるきっかけになると信じています。
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