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臨床心理士の舩曳@大阪です。全国電話&スカイプ相談対応中です。

発達障害者の方への支援で気をつけている、心がけている点を何点かお話したいと思います。

 

問題の本質理解がズレている場合がある

もちろん全ての方がそうではありませんが、紙に書いて共有しない、表面的な会話に終始するなどが原因で、結局問題の根っこが何なのか、よく分からないままに、人とぶつかっている場合があります。

 

特に親、きょうだいなどの家族や、夫婦間など。

 

本質というのが何かというのは難しいところがありますが、往々にして揉めるのは、本質ではないところにこだわってしまっていて、かつ言い方や態度など、本当にちょっとした違いが原因であることが非常に多いです。

 

なので、そういう場合はカウンセラーはあくまでお互いの言語の

 

通訳

 

をするように心がけています。

 

本人が納得出来る未来を提示する

先ほどの話しではないですが、発達障害の方が濃く関わるのはやはり家族が多いです。

 

当然ぶつかる相手も家族が多い訳で、、その場合、結構な確率で

 

【自分にとって都合のいい現実】

 

だけを考えてしまっている場合があります。

誤解がないようにお願いしたいのですが、都合がいいように捉えていることが問題なのではありません。

 

都合がいいように捉えていることが原因でトラブルが大きくなる可能性があることを、本人も家族も理解をしておくことで、二次被害を防止することが出来る場合が多いです。

 

例えば、自分の持っているゲームソフトを弟が持ちだして、結局なくしてしまった。

本当はもう弟にはゲームソフトを貸したくないけど、よくよく聞くとゲーム機本体は、弟のもので、「自分のものは自分のもの」ということを主張すると、弟は「じゃあゲーム機貸さん!」となると言うのです。

 

そこまでは非常に納得出来るのですが、発達障害の方の理解はここから自分にとって都合がいいことだけを考えます。

 

自分がゲーム機を持っていないことが問題なら身近なところから手に入れたらいいじゃないかということで、弟の欲しがっている別のもの(他のゲーム機や、他の遊び道具、カード類など)と交換したらいいじゃないかと。

 

ある意味この方法は正しいのですが、家族の視点が欠けています。

このご家庭では、親が「きょうだいは仲良くものを使いなさい」という方針のご家庭でした。

 

そのため、何かの交換をして、ゲーム機を手に入れたとしても、結局弟がそのゲーム機を使いたいとなったら、親から「きょうだいなんだから仲良く使いなさい」「元々は弟のだったのだから、使わせてあげたらいいじゃないの」となるところまで幅広く考えることは難しいのです。

 

そのため、家族の考え方(大体の場合はご本人さんからの話で推測出来ます)を理解し、それを代わりに解釈して、伝えてあげる。

 

今回の例で言えば、身近な弟からゲーム機を手に入れても、結局「きょうだいのものは俺のもの(ジャイアニズム)」に則り、所有権は曖昧になってしまうのではないかということを、視覚化しながら伝えるのです。

 

もちろんそうならない場合もありますが、発達障害の方のトラブルを防ごうと思った際に一番のネックは「相手の視点を獲得することが難しいこと」ですので、それを予め「こんな捉え方もあるよ」と伝えることで、ご本人の思考のバリエーションが増えます。

 

こんなことを普段気をつけて、発達障害の方の支援をしています。

もしあなたのご家族や周りに発達障害の方が居る場合(または本当は診断済みのほうがいいと思っていますが疑わしい場合)は、こういった視点を気をつけて、ご本人の経験値を高めてもらえたらと思います。

 

 

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